インタビュー

メガウェブ

メガウェブ様

株式会社アムラックストヨタ様の運営する “見て、乗って、感じる” クルマのテーマパーク「メガウェブ」。トヨタのクルマに試乗したり、先端技術を体感できるこの施設は、防火上優良と認められた安全かつ安心な建物が認定される「優良防火対象物」でもあるため、定期的な訓練を通して日本人の方はもちろん、日々来館される外国人の方々も安全に避難できるようになっており、その訓練の中でエジソンの多言語製品も使用されています。

そんなメガウェブへの導入の背景や現状についてお話を伺ってきました。

2020年東京オリンピック・パラリンピック決定以降増える外国人来場者

元々お台場と言う場所柄、外国人の来場者の方は多かったのですが、オリンピックが決まってから更に多くなってきています。現在は年間来場者600万人のうち、約4割が外国人の方が占めています。

現在は館内全体では英語ができるスタッフをはじめ、中国語などができるスタッフもいますが基本的には日本語のみ話せるスタッフが中心です。

日常のご案内でしたら簡単な英語や身振り手振りでご案内できるものの、人数も限られており、また言語も限られています。そのため、非常事態が発生した際に外国人の方々をスムーズに避難誘導することは難しい状況でした。

そこでどう対応したらよいかと思い探していたところ、お台場の他の施設でも導入されているエジソンの多言語製品の存在を知り、導入することになりました。

この製品はあらかじめ翻訳された定型文が数多く収録されているため、その場で翻訳するタイプのものより信頼できますし、すぐに起動できる点が非常用に向いていると思います。

非常時に備えた徹底した訓練体制

導入以前は防災訓練は日本語でのみ実施されていました。ですが導入後は日本語は肉声で、英・中・韓などの外国人役の方にはビブスを着てもらい、いくつかのシーンでは多言語製品を使用しています。

メガウェブは優良防火対象物認定もされているため、全施設合同で行われる年2回の法定防災訓練に加え、いずれかの施設における月1回の自主防災訓練、そして各自自分の役割をスムーズに遂行できるか確認するためのセクションごとの訓練も別途実施しています。

また、想定される災害も地震・火災・津波などがあり、訓練開始時まで知らされることはないため、スタッフはシナリオを見なくても対応ができるようになっています。

2020年に向けて

今後も外国人のお客様が増える事が予想されるため、ガイドブックを現在の日本語・英語・韓国語・中国語(繁・簡)・タイ語・マレー語・ロシア語・スペイン語の9言語に加えドイツ語・フランス語も追加予定です。

幸いなことに導入後、非常事態に見舞われていないためエジソンの多言語製品は訓練でのみ使用していますが、今後も継続的な訓練を通して災害に備えて行きたいと考えています。

非常用多言語拡声装置「メガスピーク」にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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